パイプ接合における遊具設計のポイント 設計段階における景観向上

パイプ同士を接合する際に、剛接合を使用するとパイプ外形よりベース・リブ部分から飛び出した形状になる。接合はボルト・ナットにより固定することが可能になるが、その外観から人が触る際の安全面で指摘されることがあった。

パイプ半割した部分をプレートで補強し、通常の断面性能を保たせる。パイプを半割接続をすることでパイプ表面の出っ張りをビス山だけに留めることができ、パイプに安全カバーをつけることで外観を損ねず、人が触った際の引っ掛かりを最小限にすることが可能になる。

遊具設計におけるパイプを接合する際には安全面がもっとも重要なポイントになります。剛接合ではなく、パイプ半割接続方法を選択することで簡単に安全カバー等をつけることが可能となり、安全面と外観を両立させることが可能になります。